◆節約編ー5◆ 医療保険の選び方 → 不要です!
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こんにちは。ひこまるです!
これまでに様々な節約の仕方を学んできましたが、今日は医療保険についてです。
保険は人生の3大支出、家、車、保険の一角を担っている、とても節約効果の大きい支出です。
住宅、車については過去の記事でお話してきたので参考にして下さい。
今回は医療保険についてです。
保険は車、家と違って、解約しても直ぐに生活に支障がないため、早く見直しに手を付けましょう。
保険と言ってもたくさんの種類があります。
生命保険、医療保険、火災保険、車の保険、学資保険など、皆さんは一体いくら支出していますか?
保険は保険会社の巧妙なマーケティングの成果もあって、とても無駄なものに加入している人が多いです。
上手いこと不安を煽られて、なんとなく安心だからとか、よくわからずに加入している人が多いのです。
今日は医療保険にフォーカスしてお話します。
<お題> どの医療保険を選べば良いか?
<結論> 不要です!とっとと解約して早く生活防衛資金を貯めましょう。
実はほとんどの方にとって医療保険は不要です。
保険に加入してもらうと儲かる人がたくさんいるため、上手い言葉で不安を煽って加入させられているのです。
私も子供が生まれる前にファイナンシャルプランナー(FP)に相談に行ったのですが、都合の良いデータを見せられて、積立型の終身医療保険の加入を勧められました。
今ほどお金に関する知識もなかったので、恥を忍んでFP資格持ちの頼れる親戚に相談したら、そんなものは不要だと話していました。
そこでなんとか無駄保険に入ることを逃れ、お蔭様で今の資産を築くことができました。一口にFPと言っても色々な人がいて、FP資格を信頼・安心の材料として、保険や投資商品を買わせて利益を得ている人もとても多いので要注意です。
大したメリットがないのに、さもメリットがあるように見せて、自分達の稼ぎにしている人が沢山いる業界なのです。
知識があれば、変な誘惑には惑わされないようになります。
親戚間では、結構お金のことは相談しにくいのですが、この時は相談して本当に良かったです。
<そもそも、なぜ保険に入るのか?>
保険に入る目的って何でしょう?
もしもの時のために金銭的に困らないためではないでしょうか?
自分が死んだときに家族が困らないようにするのが生命保険、
車で事故に遭った時に金銭的に困らないようにするのが車の保険、
病気になった時に困らないようにするのが医療保険です。
では、医療保険を選ぶためには、
病気になった時にいくら用意しておく必要かを知る必要があります。
保険会社のCMなどの一方的な情報発信を鵜呑みにしてはいけません。
<最強の保険 健康保険>
実は日本人のほぼ全員が既に医療保険に入っています。
それが、毎月給料から天引きされている、健康保険料です。
高額療養費制度とは、家計の負担を軽減できるように、一定の金額を超えた部分が戻ってくる制度です。
計算はややこしいのですが、ザクっと月額10万円程度の負担で済むと覚ておいて下さい。
半年入院しても60万円で済みますね。思ったより安くないですか?
ということで、この程度の貯金を自分で備えておけるのであれば、医療保険に加入しておく必要はないと言えます。
<積立型と掛捨て型>
医療保険の支払い方として、おおきく2つあります
それが、積立型と掛け捨て型です。
掛け捨て型は基本的に返金されないタイプです。
積立型は保険を使わなかった場合に将来返金されるタイプです。
積み立てた保険料を投資で運用してくれて、将来年金として戻ってくるといった物です。
つまり積立型の医療保険は投資商品です。
保険加入の目的を思い出して下さい。
もしもの時のために金銭的に困らないためです。
お金を増やすこと、つまり投資が目的ではないですよね?
これらは手数料がバカ高いことが多く、素直に投資商品を購入した方が賢い選択です。
手数料が高いことは投資による資産拡大において致命的です。
賢い投資方法は今後、投資編で詳しく解説をしていきます。
積立型は他の投資法と比較して、相対的に損する可能性が高いため、特にお勧めしません。
<高額療養費制度の適応外>
高額療養費制度でも対象にならない費用があります。
保険対象にならない、先進医療、差額ベッド代があります。
しかしながら、先進医療でも病気が治る訳でない。そして、もし効果が高いのであれば、今後保険対象になってくるはずです。
差額ベッド代も出ませんが、有事の際に贅沢を取りますか?
お金がないなら相部屋でも良いのではないでしょうか。差額ベッド代のための医療保険なのでしょうか?
どうしてもその贅沢を譲れないのであれば、その分お金を貯めておきましょう。
平均6000円/日だそうなので、半年で108万円程度です。
働けなくなったとしても、休業補償給付や傷病手当金が最大1年半出ます。
また、最低限の貯金(生活防衛資金)を貯めて備えておけば問題ないですよね。
保険に入っているから貯金が貯まりにくいのであれば、本末転倒です。
<まとめ>
健康保険の高額療養費制度により、医療費は半年でも60万円程度の負担で済むことがわかりました。
医療保険にどんどんお金を注ぐよりも、
さっさと生活防衛資金を貯めてしまいましょう。
保険を売る側は金持ちになりますが、保険を買う側はどんどん銭失いになります。
節約して余ったお金で、どんどんお金のなる木を買っていきましょう。
それがお金持ちになるためのシンプルな方法です。
もし、経済的自由を目指される場合は医療保険の解約をおすすめします。
私は必要最小限の保険にしか入っていません。
私が必要だと思うのは、掛け捨ての生命保険、火災保険、車の保険(対人・対物)のみです。
保険業界は、あの手この手で保険に入らせることを考えています。
数字で考えずに安心だからというだけで医療保険に入ってい人は、考えることを放棄しているだけです。そんな方は、もれなく搾取の対象です。
こちらが考えることを止めた時点で、知識がある人たちに搾取される側に回ってしまいます。
なので、毎日しっかり学んで知識武装しておくことが重要ですね。
今日も皆さんの参考になれば嬉しいです。