◆投資編-2◆ 投資と投機の違い → 投資はギャンブルではない!
スポンサーリンク
こんにちは。ひこまるです!
今日もお金の勉強を頑張っていきましょう。
まず、投資を始める前に生活防衛資金を確保することの重要性を解説していますので参考にして下さい。投資は余剰資金で行うこと、生活防衛資金はどの程度用意するべきか書いています。
投資を始めるにあたって、①詐欺にあわない、②ボッタくり商品を買わない、③投機をしないことはとても重要ですので、よく理解してから投資を始めるようにしましょう。
今回は投機について説明します。
<投資と投機の違い>
投資に悪いイメージを持っている人も沢山いると思います。
手を出したら身を滅ぼすんじゃないかとか、騙されるんじゃないかとか、よく理解しようともしないで誤解している人が沢山います。
それは投資と投機をごちゃ混ぜにしていることが1つの要因です。
投資とは資本に投じること
つまり、株式であれば将来の成長が期待できる企業に資本を投じ、成長して企業価値が高くなれば、配当や株価として成長の果実を受け取ることができます。
一般的には企業の成長には時間がかかります。企業が成長していけば、参加者全員のリターンがプラスになります。
成長によりパイ自体が大きくなり、皆が多くの分け前をもらえるのが投資です。
投機とは機会に投じること
宝くじ、競馬、パチンコなどのギャンブル、短期的な株のトレードもこれに該当します。
つまり、パイの大きさはあらかじめ決まっていて、それを取り合うの構造になっています。勝者が存在する一方で敗者も存在するのが特徴です。
胴元が利益を差し引くため、参加者全員の平均リターンは必ずマイナスになります。
短期的に結果が出るのが特徴ですが、長期的にこの世界で勝ち残るのは非常に難しいといえます。ほんのごく一握りの天才中の天才だけが勝ち残る世界です。
成長にかける分、全員が勝てる可能性があるのが投資、勝者がいる一方で敗者がいるのが投機です。
世界経済は有史以来成長の一途をたどっていますので、長期的に正しい投資をしていけば、全員で勝つ可能性はとても大きいと言えます。
<宝くじとは愚か者税>
宝くじは皆さん買っていますか?
お金持ちになりたい人はすぐに止めましょう。
ギャンブルをする時に勝てる可能性がどの程度あるかは、還元率を考える必要があります。
還元率とは、参加者が出資した額に対し、リターンに使われる割合のことです。
胴元がどの程度、経費や利益として持っていくかがわかります。
友達とくじ引き 100% (胴元なし)
パチンコ・パチスロ 80-85%
競馬 70-80%
toto 50%
宝くじ 46%
宝くじを1万円買ったとしたら、なんと5,600円を胴元に支払っていることになるのです。パイを分け合うどころか、知らぬ間にサイズが半分以下になっていますよ。
雷に撃たれるより低い確率で、一時的にパイの大部分をもらえることはありますが、まず間違いなく負けるギャンブルです。
宝くじは夢を買うものだから、って情緒的に自分を納得させている人。
数字で見ないと一生お金持ちになれませんよ。
再現性の全くない、正しくない努力です。
世界全体で見れば経済は成長し続けており、パイがどんどん大きくなり続けています。
時間をかけてゆっくりお金持ちになることは簡単なことだと、世界一に投資家ウォーレン・バフェットも話しています。
しかしながら、多くの人は短期的なリターンを期待して、投機に手を出してしまうため、貧しくなっていくのです。
お金を使うなら投資と投機どちらが正しいといえるのでしょうか?
投資商品にはボッタくりのようなゴミ商品も多数あります。とはいえ、自分の時間をほとんど使わない最強の不労所得を得る手段になるのも投資です。
投資のつもりで投機になっていることが1番のNGです。
お金持ちになるには投資は避けて通れないので、正しい知識を学んで、騙されないように知識武装する必要があります。
今回も皆さんの参考になれば嬉しいです。