◆投資編ー1◆ サラリーマンの貯金と投資のバランスは?→生活防衛資金を貯めよう
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こんにちは。ひこまるです!
これまでに不労所得を得て、経済的に自由になるためのステップを述べてきました。
要は稼いで、節約して、投資するって単純なステップを踏めば誰でもお金持ちになることが可能なのです。しかしながら多くの人は、稼ぐ力が弱かったり、せっかく稼いだお金を浪費してしまったり、間違った投資法を選んで損したりで、経済的に困窮している方が沢山います。
だって、学校でお金のことといえば、借金するな、くらいしか教えてもらえなかったと思います。ほとんどの人はお金に関する知識がないままに、大人になってしまっているので、多くの間違えを犯しているのです。その方が資本家達には都合が良い訳ですが。
今日は投資について解説していきます。
投資というと、失敗して破産するイメージがあるとか、働かないで稼ごうとするなんて悪いことだ、なんてネガティブなイメージを持つ人も多いと思います。
でもそれは、日本人が正しい金融教育を受けていないことが原因です。
欧米では小学校で投資の授業があります。自分の資産を守るためには、投資は当たり前の知識だとされている訳です。
そして、ちょっと前に有名なフランスの経済学者トマ・ピケティも著書の中で発表したことが話題となっていました。
r >g
r は株不動産から得られる利益率、g は労働所得の伸び率であり、つまり、投資による利益は労働所得を上回り、格差がどんどん広がっていくということです。
放置しておけば、資本家と労働者の格差は開く一方です。
もし日本人に投資の知識がないなら学べば良い、ただそれだけのことです。
前置きが長くなりましたが、今日もお勉強をしていきましょう!
<投資にどれだけ回せば良いの?>
まずは生活防衛資金を溜めて、残った資金(余剰資金)を投資用資金として準備しておきましょう。投資用資金は一括で投資するのではなく、リスク分散のため、コツコツ積立投資やタイミング投資をしていきましょう。(投資法はおいおいテーマとして取り扱う予定です)
投資に使うお金が小さいと、利益はとても小さいです。
例えば、世界一の投資家ウォーレン・バフェットの生涯利回りは年利20%程度です。つまり、凡人がそれ以上の利回りの運用を継続して出し続けることは不可能と思って良いです。
投資法にもよりますが、安定して運用成績を出そうと思ったらせいぜい年利2-5%程度と思ってください。100万円投資して、年2-5万円といったぐらいです。
じゃあ、額が小さいから意味がないのかといったら、そんなことはないと思います。
投資を経験していないと、買い時がわかりません。経験を積みつつ、少しづつ投資額を増やしていけば良いのです。少しの投資の積み重ねで、少しづつ生活が楽になっていくのです。
自分のリスクの許容幅はどれくらいあるのかも体感で知ることができます。私も始めはそうでしたが、株価の下落で不安になってしまって、株価を戻したところで売ってしまったことがあります。その後どんどん伸びていったので結果、タイミングを逸してしましました。投資には練習が必要なので、むしろ少額から始めるべきだと思います。リスクの許容幅をぜひ知っておくべきです。
<生活防衛資金とは>
生活防衛資金とはその名の通り、何かあった時に生活を続けるための資金です。
最低限これを確保しておくことで、もしもの時の備えになります。
サラリーマンの場合、貯めておく金額は年間生活費1年分が目安です。
精神的に安心できる金額であれば少し多くても良いと思います。
我が家の場合、家内が心配性なので少し多めに500万円ほど確保しています。
入れておく所は銀行の普通預金がベストです。 必要な時にすぐに引き出せますからね。
生活防衛資金の効果
①余裕を持った行動をとれる
お金に余裕を持っていることで、とりあえず生活できるので、失業しても大丈夫、病気なっても大丈夫と、心にも余裕を持てるようになります。
②余計なお金を使わなくて済む
必要なお金が溜まっているので不要な保険に入る必要がなくなります。
保険は、もしもの時に自分ではカバーしきれない物に対して加入するべきです。
例えば、医療保険、車両保険、の費用が生活防衛資金として工面できていれば、加入する必要はありません。これによって、更に余剰資金を捻出できます。
③投資でパニックになりにくい
生活防衛資金なしのギリギリの状態で投資をしていると、株価の下落に一喜一憂してしまうことになります。その状態では正常な判断をできなくなり、最初に決めたルールとは異なる良くない行動をとってしまうのです。
投資は含み益と含み損を抱えるタイミングが必ずあるものです。結果的に利益を得ていくためには、最初に決めた運用方針とゴールに向かって運用をしていくことが重要です。余裕がないと焦って取引をしてしまい、市場の養分にされていまします。
まずは投資を始めるために生活防衛資金を貯めましょう。
余った資金を投資に回すことで、気持ちに余裕をもちながら運用をしていくことができます。
今日も皆さんの参考になれば嬉しいです。